課題解決力:Problem Solving

仕事とは「問題を解決することである」と言われます。私たちは仕事をする際に、何かを解決することをしています。お客さまの課題を解決することもありますし、職場で業務を行う場合に問題となっていることを解決したりするわけです。
つまり、仕事をする中核にある能力の重要なものが、問題を解決する能力と言われています。では、どのようにして問題を解決するかと言うと、いろいろある問題の中から、解決すべき問題を特定することから始めます。特定すると言うのは、解決すべき問題を決めると言うことです。問題は特定されると「課題」と呼ばれます。課題を発見することが、問題解決の最初のステップとなります。このように問題を闇雲に解こうとするのではなく、フローに乗っ取って論理的に思考していくことが大切であり、勝手なやり方が通用する程、ビジネスは甘くありません。

プロブレム・ディスカバリー:Problem Discovery

ゴール

問題解決は、真の解決すべき問題、すなわち解決しなければならない「課題」を特定することから始めます。この「課題」を特定することを問題を発見すると表現します。この特定を誤るととんでもない解決策を考えたり、時間やコストを浪費することにもなります。解決策よりもまずは、問題を特定することが何よりも大切です。また、解決すべき課題は顕在化しているものもありますが、潜在的に気づかれていない場合も想定されます。この潜在的な課題をあぶりだすためには、以下の課題発見のためのフレームワークを活用することをお薦めします。

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Session1  ロジックツリーで問題をブレイクダウンする

Whatのツリー、Whyのツリー、Howのツリー

Session2 相関性のない2軸マトリックスで課題をあぶり出す  

マトリクスとは、「生み出すもの」と言う意味があるようです。あるテーマについて細かく内容を掘り下げていく際に、関連する情報を縦軸と横軸に分類することで、それらの相関関係やポジショニングを捉えることができます。具体的な使用例として「重要度×緊急度」などタスクの優先付けを行うもの、「やる気(Will)×スキル(Skill)」の2軸をつかい部下のポートフォリオを把握しマネジメントに使用されるものなど、様々なシーンに用いることができるのが大きな特徴と言えます。

Session3  プロセスフローを使った課題の抽出作戦

業務の流れをプロセスフローと言います。この流れを細分化していくと、それぞれの要素の課題が見え隠れして課題の抽出に効果を発揮します。ビジネスは必ず一定の成功するフローに基づいているからです。課題はこのフローのひずみとも言えます。
Session4  バイアスへの対抗策とゼロベース思考のすすめ いくら立派なフレームワークで課題を発見しようとしても、発見する人がバイアス(固定観念)に苛まれていては良い課題発見ができるはずはありません。このバイアスを理解して自分特有の固定観念を知ることから対処方法を割り出します。また、関連することですが、ゼロベースに立って考えることができなければ、同様に過去の慣習や、これまでのやり方に影響されてしまうものです。ゼロベース思考のトレーニングが有効となります。

ソリューション・プランニング:Solution Planning

ゴール

解決すべき課題が特定されたら、次は解決策を立案する段階に入ります。ソユーション・プランニングとは解決策立案のことで、大事なポイントは「仮説思考」に立つ必要があると言うことです。仮説を立てられると解決策は無限に立案できます。仮説が立てられないと言うことは、立てるつもりがないか、立てるための方法がわからないかのどちらかです。立てる方法とは、「仮説立案」を行うことなのです。そして、この仮説を立証するためのロジックや根拠、バックアップもなければなりません。なによりも実現可能性がなければビジネスとして機能しません。この相反する作業が良い立案につながると言えます。

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Session1  仮説立案とは

仮説思考とは、限られた情報から最も可能性の高い結論を「仮の結論=仮説」として設定し、その仮説に基づいて仮説の実行、検証、修正を行っていく思考法です。仮説を設定することで、考慮・調査すべきことを大幅に絞り込めるので、非常に効率よく問題解決を進めていくことが出来ます。たとえ仮説が間違っていたとしても検証を経てすぐに修正することが出来るので、情報が少なくとも限られた時間内で仮説を出すことが重要です。
Session2  仮説思考プロセス 1. 状況の観察・分析…状況をよく観察し、課題の背景にあるものが何かを推察します。必要ならばデータで裏付けを取ります。
2. 仮説の設定…極力具体的な仮説を設定します。そうすることで、その後のプロセスから多くの情報を得ることが出来ます。
3. 仮説の実行…仮説に基づきプランを実行します。
4. 仮説の検証…実行結果を分析して、仮説が正しかったかを検証します。
5. 仮説の修正…仮説で想定した結果と比較し、間違っていれば適宜修正します。
Session3  仮説思考の実践

1.現時点での仮の結論を出し、具体的行動に結びつく仮説を持つこと

2.仮説の裏にひそむ理由やメカニズムを考えます
3.「ベスト」よりも「ベター」を優先します

 

Session4   代替案の準備

仮説が機能しない、実現可能性が低下した場合に備えて代替案を準備します。これがだめならあちら、あちらがだめならこちらと言うように常に不測の事態に備えることが大事と言えます。

ご不明な点がございましたらお気軽にお問合せください。

ソリューション・メソッド:Solution Method

ゴール

解決策を立案した後は、実行する解決策の決定を行います。その決定のためのメソッドとして「仮説検証」をご紹介します。立案した解決策が実現可能かどうかを立証することです。

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Session1 2つの仮説検証メソッド

実施するための「基準設定」と「優先順位」付け
Session2 基準設定の項目とタイミング 基準をどのような内容にすべきか、その設定は解決策立案の前か後かによって影響すること。
Session3 緊急性と重要度による優先順位のつけ方 仕事は優先順位を決めることが重要です。重要なことではあるが緊急性がないから後回し、重要ではないけど緊急性が高いから先にやる等いろいろ考えられます。解決策も良いアイデアだからと言って急いでやろうとしてもまったく重要ではないことであれば、生産性をあげることはできません。解決策の選定基準と優先順位は仕事の成否を分けると言っても過言ではありません。
Session4 解決策の魅力と代替案 解決策の魅了と言うのは一概にこれだと言うことは言えませんが、万人の興味を引き、関心が高く、その必要性と興味を最大化させられると実行可能性も格段に上がります。また、いつ何時不測の事態が起こったり、想定していないことに見舞われたりするのもビジネスです。その場合の代替案(オールタナティブ)を用意しておくことがリスク回避の面からも肝要です。

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ディシジョン・メイキング:Dicision Making

ゴール

意思決定理論は「何をするのかを決める方法」について考える理論です。ここでは、意思決定に至るプロセスについて学びます。
数式等を使って難しくすることは避け、意思決定問題を整理し、意思決定理論の概観を理解します。また、個人の意思決定に限定して考えるようにします。
組織や社会の意思決定は割愛します。確率等の理論的な厳密さよりも、直感的な解釈を優先します。

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Session1  何が問題なのかを正しく理解する

問題の明確化がその後のプロセスを確信へと効率よく導くものと考えます。常に問題を創造的、肯定的に考えるようにして、問題をチャンスと捉えるようにマインドセットを変えます。基本的な問題を書きとめ、疑問をもち、再考します。実際に行動しながら問題の定義を再検討する時間、重要性、緊急性、心的エネルギーのバランスをとることが大切です。
Session2 そもそも「目的」は何かを明らかにする 目的はきわめて個人的なものでも、自己中心的なものでもない。目的を水先案内人にして、正しい路線を進むことを心がけます。深い自己分析を通して目的を浮き彫りにしながら目的を体系化することです。そうして最終目的をより明らかにしていきます。
Session3 創造力豊かな「選択肢」を用意する 意思決定のための良い選択肢をつくり出すには創造的に考えることが必要となります。選択肢を検証するための時間をかけて繰り返し実証していきます。
Session4 賢い意思決定者になるために 結果が希望通りになるかを確認します。結果に導かれるかを推定して選択肢を比較して具体的に決定して行きます。賢明な選択がなされるように「重要な問題」に集中することです。問題を計画的に攻略するようにします。検討・分析する期限を切ることも大事です。
アドバイザーを賢く使い、基本原則を忘れないことです。自分のスタイルを貫き通すことです。

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ケース・スタディ:Case Studies

ゴール

ビジネスにおける課題解決力を養うために、ケーススタディを基に実践的なトレーニングを行います。ケースは必ずしも自分の業界のものではありませんが、課題の発見から解決策立案、検証までのプロセスは共通です。いろいろなケースを経験することによって、実践的なノウハウをみにつけてください。そして、最後は自分の仕事場を想定してシミュレーションします。

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Case1  : 「リピート客が激減した美容室のケース」

ある美容室が半年前からリピートが激減した。これまでのお客はもちろん、新規で来られた客もほとんどリピートをしない。何が原因なのだろうか・・・オーナーはどのような対策を練る必要があるのだろうか。
Case2 : 「上司の信頼を失ってしまった若手社員のケース」

入社3年目の若手社員が、いつの日か上司の信頼をうしなってしまったようで、仕事を任せてもらえなかったり、途中で担当をかえられたり・・・どうしてこうなったのか、何が原因なのか、どうすればよいのか、悩み続ける若手社員に打ち手はあるのか!

Case3 : 「ライバル会社が同じサービスをするようになった」 これまで一人勝ちだった我社は、去年からライバル会社が複数社同様のサービスを開始したことによって、顧客離れを起こし、ダンピングによる値崩れを起こし始めてしまった。今後、どうすれば良いのか、解決策に苦慮している。

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